植栽機一定の農芸要求に応じて苗を植えることができる栽培機械。よく使われるのは水稲田植え機、トウモロコシ植栽機、ビート植栽機、タバコ植栽機、野菜植栽機、植樹機などである。鉢付き苗を植栽する鉢苗植栽機。水稲田植え機を除いて、多くの苗植え付け機の動作原理は基本的に同じで、類似の構造があり、溝開き、苗植付け、土覆い、鎮圧、水やりなどの工程を一度に完成することができる。2種以上の作物苗の植栽作業にも使用できるものもある。

植栽作業による機械化の程度は、①半機械化苗植栽機に分けることができる。トラクターに牽引されたりぶら下がったりして、行間が広く、苗がみずみずしい作物に使われることが多い。その作業過程は：溝開き器によって苗植栽溝を開放した後、操作者は苗を苗貯留器から取り出し、一定距離で溝内に植栽し、それから相応の付属装置によって土覆い、鎮圧、水やりなどの工程を完成する。その構造は簡単で、コストが低く、労働強度を軽減することができるが、生産性は高くない。②機械化苗植栽機。トラクターに牽引されたりぶら下がったりして、裸根苗の植栽用と鉢付き苗の植栽用の2種類がある。その作業過程は：操作者が苗貯留器から苗を取り出し、植栽機構の苗挟み内に入れる、植栽機構によって苗を開溝器によって開放された植栽溝内に送り、開溝、植栽、土覆い、鎮圧、水やりなどの工程を完了する。高い生産性を有し、株間と植栽深さは植栽機構によって調節と制御することができるが、その植栽速度は依然として人工的な植栽速度に制限されている。③自動化苗植付機。鉢付き苗の植栽に多く用いられる。